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営業職のキャリアノート

転職の進め方

転職サイトと転職エージェントの違い:営業職が使い分けるときの見方

更新
書類を広げた机の上で握手をする2人の手

先に結論

  • 転職サイトは、求人の情報を自分で探して、自分で応募する形です。
  • 転職エージェントは、担当者と面談をして、求人の紹介を受ける形です。法律の上では「職業紹介」に当たり、国の許可が要ります。
  • 転職エージェントの手数料は、原則として求人を出す会社が払います。求職者から手数料を受け取れるのは、法令で決められた一部の場合だけです。
  • 使っている会社が許可を受けているかは、厚生労働省の「人材サービス総合サイト」で確かめられます。
  • 転職しないで今の会社で働き方を変える、という選び方もあります。比べる前に、何を変えたいのかを書き出しておくと迷いにくくなります。

この記事は、転職サイトと転職エージェントの違いを、しくみの面から説明します。どちらが上というものではありません。自分の進め方に合うほうを選ぶための見方です。

2つのしくみの違い

転職サイト転職エージェント
求人の探し方自分で検索する担当者から紹介を受ける(自分で探せるサービスもある)
応募自分で行う担当者を通すことが多い
面接の日の調整自分で行う担当者が間に入ることが多い
法律の上の形求人の情報を出すサービス職業紹介(国の許可が要る)
求職者の費用公式ページで確かめる原則かからない(下の「手数料の決まり」)
合いやすい人自分のペースで進めたい人面談で考えを整理したい人
  • 1つのサービスの中で、両方の形を持っている会社もあります。申し込む前に、公式ページでどちらの形かを確かめてください。
  • 担当者の紹介は、担当者が扱う求人の中からになります。自分でも求人を見て、比べる材料を持っておくと安心です。

手数料の決まり(職業安定法)

厚生労働省の「職業紹介事業の業務運営要領」(令和8年10月1日から適用)では、有料職業紹介の事業者は、法令で認められた手数料のほかは「いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない」とされています。

求職者から手数料を受け取れるのは、次の場合だけです(同じ要領の第6)。

  • 芸能家・モデル
  • 経営管理者・科学技術者・熟練技能者で、紹介で就職したときの賃金が年収700万円(またはこれに相当する額)を超える場合

営業職の多くの転職では、求職者が手数料を払う形にはなりません。もし費用を求められたら、何の費用かを書面で確かめてください。

許可の確かめ方

厚生労働省の「人材サービス総合サイト」には、職業紹介事業の許可を受けた、または届出をした事業所の情報が載っています。載っている項目には「許可・届出受理番号」「受理年月日」「事業所の名前・所在地」のほか、職業紹介で就職した人の数、そのうち6か月以内に辞めた人の数、手数料の実績なども含まれます(厚生労働省の資料)。

確かめる順番は次のとおりです。

  1. 使う会社の公式ページで、有料職業紹介事業の許可番号を探す。
  2. 人材サービス総合サイトの「職業紹介事業所検索」で、都道府県(入力が必須)を選び、「許可・届出受理番号」(例の形:01-ユ-000001)か、「事業主名称(本社など)」「事業所名称(支店など)」を入れて探す。名称は一部だけでも探せます(検索の画面の表示)。
  3. 一覧や詳細の画面で、「許可・受理番号」と事業所の名前が公式ページと合っているかを見る。

厚生労働省と都道府県労働局の求職者向けの資料でも、人材サービス総合サイトに許可事業者として載っているかを確かめる項目が挙げられています。

使い分けの目安

転職サイトが合いやすい人

  • 求人を広く見てから、応募するかを決めたい人
  • 連絡の回数を自分で決めたい人

転職エージェントが合いやすい人

  • 職務経歴書の書き方や、面接での話し方を相談したい人
  • 今の仕事が忙しく、面接の日の調整を人に頼みたい人

面談の前に整理しておくことと、面談でこちらから確かめることは、転職エージェントの面談の準備にまとめています。

どちらも使わない選び方

出典(確かめた日:2026-10-26)

最終確認の日:2026-10-26

書いた人

合同会社HSコンサルティング

営業の仕事をしている人の転職と退職の手続き、お金の見方を、国や公式の資料で確かめてまとめています

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